鈴鹿8時間耐久レースへの道

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Staff 紹介

監督の武藤です。BMW Motorradでの業務とチーム監督の仕事を両立すべく頑張っています。
中林さん(副監督・日本一のHP2 Sport使い! 09ボクサー・トロフィー優勝者)
高田さん(第一ライダー)
寺本さん(第二ライダー)
片平さん(第三ライダー)
ライダー戸田さん(通称プロフェッサー戸田・冷静沈着な男)
ライダー齋藤さん(BMWライダートレーニング公認インストラクター)
2006参戦ライダー松下さん(喋って走れる優勝ライダー。バイクもマイクも離しません!!)
2006参戦ライダー今井さん(バイク乗りセレブな方々とも交流のあるイケメンライダー)
助人ライダー中井さん(300kmスポット参戦・8耐スペシャリスト)
新田さん(Tras代表)
山崎さん(PIAA)
柳沢さん(FLAT代表 兼BMWメカニック)
高木さん(BOXER SPORTS CLUB 代表)
高橋チーフメカニック(モトパーク社長)
マイスター岩間(鈴鹿は任せろ!)
近藤メカニック(草ライダー&メカの元祖)
永安メカニック(G-TRIBEチーフメカニック)
松本さん(Dr.松本。05年からチームドクター兼スポンサー)
寺嶋さん(ヤナセオート役員)
Omega法月さん(国際A級ライダーとメカニックを両立)
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予選日の出来事
結論はもう、知っているかもしれませんが・・・
中々、記載する気になれなくて(^^;


7月18日 公式予選前日

今日は「ツインリンクもてぎ」での車検とフリー走行
車検はもちろん問題無く通過⇒マフラーの音量試験は、91デシベル!!街乗り仕様の法令準拠品です。検査員も「エッ91・・・」「街乗り、車検対応ですから」の会話に無言。さぁ本日は近藤と武藤の二人が走る事にした。

まずは近藤さんからスタート
何故かといえば、もて耐ルールで「タイヤウォーマー使用禁止」のため、常温タイヤでのスタートが怖かったので・・・近藤さんにお願いをしたのが本音。
近藤さん難なく走り戻ってきた時に、「チャタリングが出るね」との一言。
武藤の走行でも「チャタリング」は、後ろから+前から・・・ガタガタガタと前回にはない挙動があった。とりあえず、明日は僕らがメインではないので「バイク症状」をまとめ、鶴岡にアドバイスをした。
問題はタイヤのグリップと足回りの合性である。メガモトのような足の長いサスに、ハイグリップタイヤは相性が悪い。タイヤのグリップを落とそう・・・という結論。

7月19日 公式予選
久々の緊張の日なのに「ツインリンクホテル」に宿泊した為、朝の7時からホテルで優雅な朝食を済ませ、サーキット入り…ピットには既に皆いる状態。
昨日の状況を説明し、フリー走行のセッティングを検討する。とりあえずタイヤを交換し鶴岡が走る。前回の公開練習時にサスを柔らかくする方向に変更することになり、フロントはダンパーを大きく緩め動きを良くする方向になっている。
鶴岡も足回りの不満を訴えながら小川に交代。やはり小川も不満を訴える!!もちろんタイムを詰めるような状況ではない。
過去10回もて耐に出場して、予選当日に足回りのセッティングができていないのは初めての事。練習時間がなかったのも事実だが、初めてのメガモトということでライダーの意見統一ができていなかった。

第1ライダー予選にあたり
小川の自由な(本人の希望)セッティングで走る。フロント・リヤ共にバネとダンパーを強め、ハイグリップタイヤで走る事にした。目的は「本来のレーシング仕様」での走行の合否の確認。結論は「駄目」タイムは14秒しか出せない状況であり、チャタリングもひどくまともに走れる状況ではなかったようである。 答えを得れた事は収穫である(遅すぎたけど)

第3/4ライダーの走行
足回りのセッティングを、7月5日の仕様に戻しタイヤもスポーツタイヤに変更した。
今度も近藤スタートで走り、16秒で周回。「昨日に比べチャタも減り、乗りやすくなった」とのコメント。武藤も走り始めると、「昨日よりは数段良い」が、侵入速度や角度・アクセルワークでチャタリングが発生する・・・タイヤの違いをこんなにも感じるとは思いもよらない出来事だった。
余談だが、武藤の走行時にはRC30で宇川選手が走っていた。小川・鶴岡・高木の3人で、S字コーナー付近に行き「武藤の走り」を確認しに行った時の感想
この回の走行で「一番きれいな走行ラインを走っているのは、宇川選手」と当然の結果、では「2番目にきれいなラインは・・・」というと、3人とも同じ意見だったとのこと!!ライダーの名前は「武藤」だったそうである。しかし、同時に一番遅かったのも「武藤」ラインがきれいだから速く走らせるためのアドバイスは「もっとアクセル開けろ!!」だそうです。うれしいような+悲しいような…

第2ライダーの予選
鶴岡も皆の意見がまとまらず、自分好きなセッティングにして走る事にした。
フロントを固くして、リヤ高をあげる・・・典型的なレーサー仕様にスポーツタイヤ。
7月5日の仕様で2週目に14秒で走行しているので、それに近い+固めの仕様である。 小川・近藤・高木・武藤でやはりS字コーナー付近で見ていると、気合の入った走りを見せる鶴岡…すごく良い走りをしている。
そんな時に場内アナウンスが聞こえてくる。

放送「2ndアンダーブリッジ横で黄色いバイクが転倒・・・」
我々「エッ黄色???」
放送「ライダーは無事のようです。黒いつなぎを着ています。ゼッケンは見えません」
我々「黒いつなぎ???」
放送「アンダーカウルに大きくelfのステッカーが貼られています」
我々「あ~鶴ちゃんだ!!」
慌ててピットに戻ると、車両が回収されようとしている状態

左コーナー4速前回での転倒…ライダーは無傷だが、バイクは大破
今日、Trasの新田さんが来ている・・・監督をお願致した永山さんも来ている。
二人とも・・・無言!! 武藤としても、電話で転倒を報告するのは辛いけど、この場にいてくれて良かった!と思ったのは本音。
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真っ青なチームスタッフ全員の顔を想像して下さい。

決勝までに車両修復は可能なのか?どこまで破損したのかがここではわかりきれないので、高橋さんに車体チェックをしてもらい、直るものなんら何としてでも治す!!ということで結論!! しかし、我がチームはどうして毎回事件が起こるのだろうか?

過去の事故歴
1999年、もて耐、決勝中に3回転倒して最後は大破
2002年、決勝中に武藤が転倒骨折したものの、残りのライダーで完走
鈴鹿8耐で公式練習時に転倒全損⇒徹夜で修復して、決勝は198周完走
2003年、鈴鹿、決勝で転倒大破修復してゴール
2004年、鈴鹿、予選で転倒大破 予選落ち
2005年、鈴鹿、決勝で転倒大破 修復してゴール(規定周回に1周足りず)
2008年、もてぎ、決勝前日に転倒大破 徹夜で修理して決勝出場

8月の決勝には必ず参戦致します・・・
応援宜しくお願致します。span>
by go_suzuka8h_bmw | 2009-07-25 01:09 | Team Tras
HP2Megamoto
マシーンついて

今までにやった事は

□外装の改良⇒Trasオリジナルカーボン=軽量化
□ハンドル、ステップの全面的改良=最適なポジション
□24Lのガソリンタンク=長時間の連続走行を可能にする
□Sasaki製HP2エンデューロ用マフラーの装着⇒低速トルクと最高速UP
□サスペンションのセッティング変更

それ以外は、
ブレーキ・ホイール・Air Boxすべてスタンダード仕様
部品が無いのも理由の一つですが、基本的には昨年同様「ノーマル」に近い状態で走らせたい!!という、我々の意向も強い事をご理解ください。

現在は、シートストッパーの取り付け+ブレーキレバーの変更、細部のメインテナンスを実施して予選に取り組む予定です。
これまでのマシーン調整は、群馬のモトパーク高橋社長にお願いしています。
高橋社長の数ある愛車の1台がHP2Megamoto、部品製作やセッティングのための試作車状態になってしまいました。 ありがとうございます…ちなみに、レース当日のスペアホイールも借用致します。


今までの試行錯誤

足回り Fフォークの長さ及びオフセットについて 
倒立フォークの変更(新品購入)+ステムの変更(オリジナル製作)を検討したが、
いきなり部品を購入して、オフセット量も計算だけで作るのも危険(金銭面)なので、とりあえず走ってから考えよう・・・ということに!!
STDから最大の突き出しに変更した。ダンパーも-14ノッチ。
しかし、走ってみたら「予想外」の問題なし!!の結論。
もちろん、2分2秒で走る為にはネガティブな面はあるけれど、街乗りの延長線上でのサーキットランを目指したTras&elfのポリシーとしては、大丈夫…という結論。

足回り Rサスペンションのセッティング
車高調整STD-1回転、ばねレートの変更(STDの11kg⇒12kg)、プリロード15mm、ダンパーは+12もちろんライダー好みがあるので参考レベルで

ステップの位置
モタードということでステップ位置が低いのは仕方ない!!
どのように、どのポジションに位置決めするかが問題だった。
武藤のこだわりは90年代の改造レーサーポジション。ステップからシート着座面までの距離42cm前後、ステムからステップの垂直上までの距離62cm前後・・・。これが、幻のトライアングル(現在のモデルはもっと其々の距離は短いので参考にはなりません)。そんな依頼を新田さんに幾度となく話かけたのが功を奏したのか、武藤にとっては最高のポジション(6月29日レポート)だった。他のライダーからも不満はなく、改めてTrasの開発技術力に脱帽でした。今後もて耐の使用結果をみて、要望があれば製品化しようかなという状況です。ちなみにTrasは部品販売業ではなく試作品開発製作が主たる業であり、BMW用パーツは全てスポーツライダーのためのご提供です。

排気系マフラー
スタンダードのアクラボビッチも悪くはないが、走っていて今一伸びが足りない。音が足りない(レーサーっぽく無い)ということで、BMWマフラーの名門「Sasaki」製のHP2エンデューロ用(フルエキゾースト)を使用することにした。7月10日にレポートしましたが、明らかにストレートスピードが伸びたのは事実(R1200Sと同等)。トルク感も強く、軽量化が図られた。但し、公道使用のマフラーのため、やはりサーキットでは一際静かなのはさびしい・・・サイレンサーをサーキット専用に改良すると更に速くなるのか?と思ったりもしています。速さはライダーの腕!!


オリジナルの外装
テールカウル内の内圧を抜く為にエアー抜きの口を作ってみた…ということで、フロントカウルには、予定通りのBMWアイキャッチ「キドニーグリル」を作りました。というTrasさんのコメントを頂きました。
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by go_suzuka8h_bmw | 2009-07-25 00:54 | マシーンについて
間違えだらけのセットアップの日々
7月5日
熱い 暑い モテギ・・・と思い気や、まぁ過ごしやすい一日でした。

今日は、2ndライダーの鶴岡さんと二人
鶴岡さんは、モトグッチ使いののスペシャリスト(昔話だけど)
当時、筑波のBOTT等MTIクラスでは、常に表彰台を確保していた
ところが、僕らと出会うことで・・・BMW扱いのスペシャリストに変身。
今、 筑波でBMW乗せたら、素人では日本一のタイムで走って来ること間違いなし!!
体も大きく、超二枚目ライダーです。

さて、二人で始まった・・・セットアップ
前回の使用からの変更点は、リヤのスプリング変更(11kg⇒12kg)とSasakiマフラーの装着(HP2エンデューロ用)
さぁ11時からの走行は鶴岡さんが一人で走る。スプリングレートをあげたことで、リヤから押される感覚が出てきて、気分的には「プラス方向」とのこと。タイムも2分14秒とHP2MMのシーズンベスト(^^;
トップスピードも2分16秒の自己ベストで走る「驚異の69歳」R1200Sと同等…。


二本目は武藤がフル走行
当初の予定では2分17秒位は出せるかな?と思いコースインするものの、リヤサスが変わったことで「車体姿勢」が変わり、曲がるきっかけが取れず…いつまでもブレーキがリリースできない状態。
武藤の場合は、走り始めてから体が慣れるまでの時間がかかるのがいつもの事・・・頑張れば!慣れてくれば!と思うが中々体が慣れてこない。タイムも、2分32・32・30・27・27・28・25・24・23秒、きっかけがつかめないままチェッカー。
原因はリヤ高が下がらないため、フロント荷重が強くなり、武藤の乗り方に合わない。
鶴ちゃん好まないが、リヤサスで車高調整(2mm)下げることにした。
ちなみに、今日はリヤサスだけ触ろう・・・って事でやっています


三本目は鶴岡・武藤の二人で走行5周と6周って感じ
最初は武藤が走行(自分でセッティングしたから)、走り始めると・・・
なんと、バッチリ(^^; 曲がれる⇒曲がれる、きっかけ良くわかる。最高!!と叫びながら、4周でピットイン。タイムも21秒、確実にモット出せる!!前回よりもエンジンに力があるから、タイムアップは確実・・・早く、鶴ちゃんに代わって、慣れてもらわないと…
鶴岡さんの走行は16秒で周回、あまり気に入っていないみたい(^^;走り見てるとわかるのが不思議
戻ってきてのインプレッションは
「リヤが入りすぎて、アンダーが出てアクセルが開けれない」とのこと。・・・まずい・・・
車体姿勢は変更せず、リヤサスのプリロード1回転かけることにした


四本目は鶴岡スタート
なんと1週目から14秒で走行・・・やはりセットアップした立場のライダーは、責任と自分への説明の為、気力こめて走ります(^^;
戻ってきた時のコメントは「すごく良いよ」

武藤も気合入れて走るが、またまたリヤが高くて進入タイミングが取れない。
立ち上がりでのアクセルが開けづらい。
微妙な差なのにどうして・・・俺ってそんなに繊細なの?
でも、今日の最初の走行よりはいい感じ。リヤサスが入りこまなくて不安感が走る・・・が、慣れればなんとかなるかな。と思い走行終了。

走行後、7月6日の公開練習に向けて「鶴岡・高木・武藤」の三人で相談・・・リヤサスのプリロードが沢山かかっているから、明日は13kgのスプリングを入れて、プリロードを抜いてみよう!!と自信ありげ。 鶴岡さんを残して、武藤と高木は帰京。


7月6日は、我チームのエースライダー小川さんと助っ人ライダー近藤さんの登場。
なんと小川・近藤は菅生の選手権帰りからの立ち寄り。
金夜に東京出て、土曜練習、日曜決勝というハードスケジュール。ぶっつけ本番みたいなエントリーでST600-6位入賞とのこと!当然メカニックは近藤さん。

大事件発生⇒ボロが出た(^^;
6日の天候は、今にも泣き出しそうな空模様とのこと…
1本目は曇りから雨、ドライタイヤからレインタイヤへ「セッティング」するような状態では無い。そのような中「フロントの動きが渋い⇒リバウンドかけ過ぎ」(武藤がかけた)との意見

2本目は、ドライで一人4~5周とのこと。13kgにスプリング変更して走り出すと、全員が「駄目出し」・・・武藤居なくて良かった(^^;⇒居ればボロクソ言われたのは必至。

最終的に、スプリングを12kgに戻し、プリロードを15mmかけ、Fサスのダンパーを抜く方向・・・全く逆方向に進んでいた自分が恥ずかしい(まぁ久々のライダーだからね) 
小川君に「武藤さん、乗りづらいバイクに乗っていましたね・・・今度は乗りやすいですよ」 追い打ちかけられちゃった(笑
 
次回の走行は、7月18日19日の予選です

ちなみに、7月20日は「もてぎ:ライディングパーティー」です。
もて耐予選見ながら、遊びに来てください・・・何かあるかも

by go_suzuka8h_bmw | 2009-07-10 00:15 | マシーンについて
裏話…ライダーの交代
裏話し
6月22日 午後9時42分

昨年のチャンピオン、2009年マン島ライダーの松下選手より電話。
やっと日本に帰国しました・・・かかとの手術のため、急遽?特別機?で帰国。
成田から直行で病院へ⇒即手術といううわさ?真偽は如何に?

マン島で驚異の19分台で走行、ベストラップを更新している中転倒、土手に激突?とのこれまた噂?本来は土手を登りコースに復帰する予定も、速度が速すぎ戻れなかった!本人のコメント。 現地で入院とういう状況から、急遽帰国されたわけでした。

電話の内容は、「もて耐」までにライダー復帰は不可能!ということで、第4ライダー登録をしているため・・・気にしてくれての連絡でした。
手術も無事に終了したとの事。
一日も早く「元気なマツシタ節」が聞けるよう、お祈りさせて頂きます。

では第4ライダーは、
困った時の近藤さんにご登場頂きました。
2000年のもて耐直前、第一ライダーの小川君が筑波で転倒骨折していまい、メカニック登録の近藤さんに急遽お願いした経緯あり。近藤さんは、先日の筑波ボクサートロフィーで20年前のOHVボクサーで出場し、エキスパートクラスでぶっちぎりの優勝をして、「武藤さん・・・ごめんなさい」と言ってくれた、我々の大切な仲間。第1回のBOTTから走り続けている「ゲテモノ」乗りの第一人者です。たぶんHP2Sportだったら乗ってはくれなかったかも、今回のMegamotoは一見「ゲテモノ」風だから、承諾してくれたのかな(^^; 
近藤さん、宜しくお願致します。


7月5/6日のレポートは、後日・・・マシンが改造されてゆきます
by go_suzuka8h_bmw | 2009-07-06 22:05 | ムトウの独り言